飛生アートコミュニティーに関わる札幌市在住の舞台芸術プロデューサー、森嶋拓さん(43)は11日午後7時から、白老町本町のしらおい創造空間「蔵」内のカフェ「くらと」で、トークイベント「北海道×九州文化芸術交流イン白老―北と南の芸術祭」を開く。
同コミュニティー代表の国松希根太さんと、福岡県の糸島で2年に一度開かれている国際芸術祭「糸島芸農」の実行委員長を務める松崎宏史さんが登壇。森嶋さんの司会で、互いの活動紹介や見えてきた課題、人材、文化の共通するところや違いなどについて語り合う。定員は15人程度で要予約。参加無料だが、ワンドリンクのオーダーが必要。午後8時半ごろ終了予定。
企画した森嶋さんは「北海道と九州は、都会を中心としたときの同心円上にあり、人材や経済規模など特色や課題に共通点もあって相性がいいと感じる。両地域の芸術文化を独自に発展させつつ、幅広い分野で交流の機会を設けていきたい」と北と南の文化圏をつなぐ意義について語る。
問い合わせは森嶋さん 携帯電話080(5591)0098、メールアドレスhm@racka-sapporo.com。