2018年の胆振東部地震から5年を迎える9月6日、「むかわ未来プロジェクト」と銘打った、初めてのスカイランタンの打ち上げが、むかわ町大原の法城寺で行われる。イベントを通じ、支援への感謝を伝えるとともに、震災の記憶を風化させないため、「9月6日」を特別な日として未来につないでいくきっかけにする。関係者は「いろんな願いを乗せて、スカイランタンを飛ばしましょう」と参加を呼び掛けている。
イベントは法城寺と、趣旨に賛同する地元の葛西建設、GCs(ゲーシーズ)、一般社団法人JIMOTO―L(ジモトエル)の共催。
当日は午後5時に開場し、同7時にスカイランタンをむかわの夜空へ打ち上げる。スカイランタンは100基用意し、料金はプランにより1500~3000円。
会場には軽食などを提供するキッチンカーが並ぶほか、キッズスペースやカフェコーナーを設置する。法城寺の舛田那由他住職は「『胆振東部地震を忘れない』『みんなここまで復興頑張ったよね』『むかわ町の新たな風物詩へ』『未来に向けての願いを』など個々の思いを(ランタンに)託していただいて構わない。町内はもちろん、町外の皆さんの参加も大歓迎」と話している。
申し込みは、同プロジェクトの専用ページ(https://mukawa-mirai-project.webnode.jp/)内にある予約申し込みフォームから。インターネットが使えない場合の申し込み、問い合わせは、法城寺の舛田住職 携帯電話090(9080)8932。