むかわ町社会福祉協議会主催の2023年度ふれあい広場が26日、むかわ町の四季の館たんぽぽホールなどで開かれた。福祉機器体験やステージイベント、飲食、買い物を楽しむ町民でにぎわった。コロナ禍による中止、規模縮小を経て4年ぶりの通常開催。町共同募金委員会が共催、町と町教育委員会が後援した。
福祉機器やロボットの体験コーナーをはじめ、高齢者が子どもたちにこま回しや拳玉、お手玉など昔の遊びを手ほどきするブースが設置され、世代を超えて触れ合う場面が見られた。
このほか、地元産野菜の販売、フリーマーケット、バルーンアートなどのブースがあり、胆振東部地震後の災害ボランティアの活動も写真で紹介された。昼食にはカレーライスが500食用意され、子どもたちの人気を集めた。
たんぽぽホールステージでは鵡川高校吹奏楽部の演奏や町の公式キャラクター「むかろん」とのじゃんけん大会、ビンゴ大会などが繰り広げられた。鵡川中央小学校6年の板川侑広君(12)は「カレーライスはおいしかった。昔の遊びやじゃんけん大会も楽しめた」と話していた。