むかわ町が主催する「むかわ前浜地引き網体験」が19日、町内汐見の鵡川漁港に隣接する海岸で行われた。町内外の園児や小中学生44人と保護者が参加。力を合わせて網を引き、たくさんの魚に歓声を上げた。
体験を通じて漁業に親しみ、地域産業に関心を持ってもらおうと企画。地元の鵡川漁業協同組合青年部が協力した。
子どもたちは力を合わせ、沿岸に仕掛けた網につながるロープを浜まで引き揚げた。網にはアカハラやイワシ、ワタリガニなどが大量に掛かっており、子どもたちは無邪気に歓声を上げ、魚を手に取るなどして喜んでいた。
鵡川中央小学校3年の大沼たくま君(8)は「網が重くて綱引きをしているような感じだったが、魚がいっぱい取れて楽しかった。また参加したい」と話していた。