白老町で子育て支援活動を展開するNPO法人お助けネット(中谷通恵代表)は19日、町子育てふれあいセンター(すくすく3・9)で「第7回すくすくまつり」を開催した。センター利用者や町民ら約210人が参加し、ワークショップなどを楽しみながら交流した。
センターを利用する小学生らが手作りしたヨーヨーすくいやくじ引き、森で育てているアイの葉を使ったワークショップ、皿回しや拳玉体験のコーナーを用意し、来場者を楽しませた。終盤には盆踊りも行い、踊りの輪は笑顔であふれた。祖母と2人で初めて参加した白老小学校3年の石川眞琴さん(8)は「ヨーヨーや拳玉が楽しかった」と満面の笑みを浮かべた。
同ネットは、子育て支援の拠点施設として2007年4月に開設された同センターの運営を受託し、親子に遊び場を提供したり、託児を行ったりしている。すくすくまつりはセンター利用者と地域住民の交流を目的に09年から2年に1回開催している。
今年は、同ネットが03年10月に設立総会を開いてから20年の節目に当たる。中谷代表は活動を支援してくれた関係者や地域住民に感謝し、「センターの開設当初に通ってきていた子もすっかり大人になった。20年は子どもが大人になる節目。子育ての応援基地として頑張っていくためにも、みんなで喜び合える記念行事を考えたい」と語った。