むかわ町の小学6年生を対象にした「むかわ町ジュニアチャレンジ合宿」が11、12両日、生涯学習センター報徳館を拠点に1泊2日の日程で行われた。鵡川中央小学校の6人が参加し、規則正しい生活習慣を身に付けたほか、さまざまな体験を通じて夏の思い出をつくった。
町教育委員会、町女性連絡協議会、町連合青年団らによる実行委員会が主催。従来、学校期間中に行っていた「通学合宿」を夏休みに短期集中型で実施し、学習、生活習慣の見直しや、読書の推進、児童同士の交流などを図った。
11日は学習の時間を設け、町の教育アドバイザーの話から勉強する意味を再確認。各自で持参したドリルや用意された問題集などに挑戦した。このほか、ジャガイモの収穫を体験し、夜は花火、寝食を共にして児童同士や地域住民との交流を深めた。
家族の勧めで参加した森皇雅君(12)は「自宅での生活とは違うので慣れないこともあったが、楽しかった」と振り返り、寺村佑斗君(12)は「勉強がはかどった」と話した。
12日にはモルックを体験して体を動かしたり、お薦めの本を互いに紹介し合ったりした。