むかわ町などでつくる鵡川ししゃもファミリー駅伝大会実行委員会は、胆振東部地震や新型コロナウイルスの影響で中止が続いていた「鵡川ししゃもファミリー駅伝大会」を6年ぶりに開催することを決めた。10月15日、同町米原のいすゞ北海道試験場で行い、9月8日まで各種目の参加申し込みを受け付ける。
同大会は駅伝とマラソンをセットにした秋のイベント。スポーツと食を楽しむことができ、前回の2017年は道内各地から1213人が出場した。町といすゞ北海道試験場、町商工会青年部、JAむかわ青年部、鵡川漁協青年部などが主催する。
会場は1周最大4・4キロの自動車テストコースを使用。種目はマラソンが親子ペア(子どもは小学3年生以下)の1・5キロと一般(中学生以上)、小学3・4年、同5・6年の男女各3キロ、一般の5キロの計7種目。4人で構成する駅伝は、中学生以下2人以上と大人でつくる「ファミリー」、男女・編成自由の「中学生以上一般」と「小学3~6年」それぞれ8キロと「高校生以上一般」の17・6キロがある。定員は合計先着1500人とし、参加者全員に町の特産品をプレゼントする。
インターネット「スポーツエントリー」(http://www.sportsentry.ne.jp/event/t/92357)で24時間受け付けている。
同大会は18年9月の地震で会場が被災し、その後はコロナ禍に見舞われた。関係者によると、スタッフ不足も重なり、大会存続が危ぶまれる時期もあったが、「地域に貢献できるイベントを継続したい」「いろんな人に町に来てもらいたい」との思いから復活にこぎ着けた。当日は出場者以外にも楽しんでもらおうと、町内外からキッチンカーも集結し、参加者をもてなす。
大会に関する問い合わせは大会事務局(町経済建設課) 電話0145(42)2416。エントリーについてはエントリーセンター(アイサム内=平日午前10時30分~午後4時) 電話011(622)1100。