白老町立図書館で22日、竹浦小学校6年生2人が「一日司書」として本の貸し出し業務などを体験した。
同館は毎年この時期、小学生に図書館業務を知ってもらう「子ども一日司書」を企画しており、今回は湯谷奏汰君(11)と板田真奈さん(12)が参加した。
2人は委嘱状交付を受けた後、職員の案内で館内を見学。児童書や専門書、新聞や郷土資料など幅広いジャンルの書籍に触れた。職員が「歴史の伝承者としてまちの歩みを伝える役割もある」と館の役割などを説明すると、2人は大きくうなずいていた。
カウンターでは、パソコンと利用者カードを使った本の返却や貸し出しなどを体験。学校の図書館で経験しているという2人は、実際に訪れた町民に無難に対応していた。
このほか、移動図書館車に積載する本選びも行うなど一連の司書業務を学んだ。