むかわ町の穂別小学校、穂別中学校、穂別高校は20日、小中高連携事業の一環で20日、穂別地区のまちなかで合同ボランティア清掃を行った。夏の強い日差しが降り注ぐ中、小中学生と高校生を合わせた125人と教職員約40人が参加し、地域の奉仕に汗を流した。
穂別中グラウンドで出発式を行った後、小中高生を縦割りにしてつくった8グループでまちなかを巡回した。
中高生が小学生をリードしながら、小、中学校や穂別博物館、町役場穂別総合支所前の通り、メイン通りなどそれぞれ担当するエリアや今年から新たに清掃範囲となった1級河川「鵡川」の河川敷まで足を伸ばした。
同日は午前中で気温が25度を超える暑さとなり、参加者は小まめに水分補給をしながら、2時間ほどかけて道端や河川敷に落ちている空き缶、ペットボトル、紙くずなどを分別しながら拾い集めた。
まちなかのボランティア清掃は中学校で行っていた取り組みに地元の小学校と高校が加わり、継続してきた。穂別中1年の橋本翔さん(12)は「川の方はあまりなかったが、全体的にたばこのポイ捨てが多かった。ごみを拾うのは気持ちがいい」と振り返り、「ずっときれいなまちであってほしい」と話していた。