厚真町の商工会、観光協会の関係者らが18日、浜厚真の新日本海フェリー苫小牧支店を表敬訪問した。現在、船内と売店で開催中の厚真町フェア(30日まで)を視察し、情報交換したほか、出発前の乗客を見送った。
同フェアでは町産の「さくら米」(ななつぼし)やとまこまい広域農業協同組合女性部厚真支部が作る「おふくろみそ」、ハスカップの加工品などを販売している。担当者は「特にハスカップゼリーやジャムの売れ行きが良く、お客さまをはじめ、乗組員にも購入していただいている」と近況を伝え、同社の広報チラシとして「あつま町だより」を発行し、掲示、配布していることを紹介した。
苫小牧港・東港の出港前ロビーには町の公式キャラクター「あつまるくん」が登場し、乗客らが旅の思い出に記念撮影をする姿も多く見られた。
同協会の池川徹会長は「新日本海フェリーさんには町のイベントにも参加していただいており、今後も深いつながりを持ち続けていきたい」と話し、商工会の寺坂文秀会長は「町内の特産物をこれからもフェリーで継続的にPRしていけたら。同時に新日本海フェリーを皆さんに周知し、利用を促進したい」と相乗効果を期待した。