むかわ町の穂別中学校(三品秀行校長)で13日、生徒40人がチーズ作りを体験した。食育活動の一環で、雪印メグミルクの北海道コミュニケーションセンター食育担当を講師に迎え、出前授業が行われた。
生徒たちはデモンストレーションを見た後、グループごとに加熱した牛乳に米酢を混ぜて、固体を作り出す作業に挑戦。実際に出来上がったカッテージチーズを試食し、味を確認した。
講話も行われ、骨を丈夫にするカルシウムが牛乳や乳製品に含まれていることや、中学生が一日に必要な牛乳摂取量の約半分を学校給食が占めていることなどを学んだ。
2年生の藤田りりかさん(14)は「今度作る機会があれば、塩などを入れてみたい。牛乳はカルシウムが入っているので飲もうと思う」と話していた。
同社は出前授業で年間60校ほどの小中高校を巡回しており、手を挙げた同校が今年度の対象に選ばれた。