白老町の竹浦小学校(千葉康弘校長)で10日、3~6年生計19人の授業参観に合わせ、保護者や民生・児童委員を交えた「親子ICT(情報通信技術)体験」が行われた。児童が日ごろ授業で使っている情報端末について保護者らに説明したり、一緒に操作するなどして理解を深めた。
3、4年生は理科、5、6年生は道徳の授業を展開。保護者ら15人ほどが参加し、教育用ソフト「グーグル・クラスルーム」の使い方などを伝える児童の話に真剣な表情で聞き入った。
竹浦・虎杖浜地区の民生・児童委員、新岡富代さん(75)は「上手に操作する子どもたちの力に驚かされた」と感心した様子。6年の金子健吾君(11)は「先生の気分になれて、うれしかった」と話していた。