厚真町の厚南中学校(石崎和昌校長)は7日、同校グラウンドでスポーツフェスティバル(体育大会)を開いた。屋外スポーツ日和となり、生徒たちがこれまで積み上げた練習の成果をグラウンドで発揮した。
個人戦では全員が参加する100メートル走をはじめ、選択種目の長距離走、走り幅跳び、ハンドボール投げなどを実施。団体戦では全校生徒を2チームに分けてペアで棒を持って走る「台風の目」、玉入れ、全員リレーなどで得点を競った。特に団体戦は接戦となり、声を掛け合ったり、声援を送ったりしながら一人ひとりが力いっぱいパフォーマンスを披露した。
全日程を終え、石崎校長は「3年生を中心によく頑張った。この日に向けて培ったチームワーク、一生懸命やる、最後までやる、という気持ちを学校祭でも生かして」と講評。団長を務めた3年の榊陽翔さん(15)は「自分も力を出せたし、後輩たちを引っ張ることができ、とてもいいスポーツフェスティバルだった」と満足そうに振り返り、「厳しいだけではなく、優しい言葉も掛け、協力していけるようにしたい」と思いを語った。