むかわ町のふれあい公園などを会場に7月22、23両日開催されるむかわ町穂別流送まつりで、「全道人間流送競技大会」と「丸太切り競技大会」が催される。いずれもかつて造林が盛んだった頃の作業にちなむ競技で、23日に会場内で開く。同まつり実行委員会では、出場チームを募集している。締め切りは7月7日午後5時。
人間流送競技は、原木流送を模した同まつりの名物。数人でチームをつくり、馬跳びのようにかがんで進行方向に連なる「馬」の背中を「船頭」がさおを使いながら渡ってゴールまでのタイムを競う。2020、21年は新型コロナウイルス感染症拡大の影響で中止したが、昨年は町役場と農協の若手メンバーでつくる2チームでエキシビションマッチを行った。
募集するのは、一般(船頭1人、馬11人以下)、男女混合(船頭は女性、馬は男性3人以下、女性5人以上で8人以内)、小学生(5年生以上=船頭1人、馬25人以下)の3部門。それぞれ水上(会場は鵡川河川)と陸上(同ふれあい公園)のコースがあり、いずれかで競う。参加費は1チーム1万円(小学生は無料)。距離は水上が一般120メートル、混合70メートル、小学生50メートル。陸上が一般200メートル、混合100メートル、小学生80メートル。
丸太切り競技大会は5人(性別、年齢は問わない)でチームを構成し、直径約16センチの丸太を1人ずつ切り落とし、5人の合計タイムで順位を競う。参加費は1チーム2000円。いずれも上位チームに賞金(小学生の部は賞品)を用意している。
参加希望チームは、同まつり実行委(町観光協会)まで、ファクス0145(45)3330、電子メール(m-hobetsu@hokkaido.email.ne.jp)で申し込む。町経済恐竜ワールド戦略室のメール(kyoryuworld@town.mukawa.lg.jp)でも受け付ける。大会の詳細は町のホームページに記載している。
問い合わせは、町観光協会 電話0145(47)2480、または同戦略室 電話0145(45)2118。