ハスカップの栽培面積日本一を誇る厚真町でハスカップ狩りのシーズンを迎えた。各農園が次々と開園し、町内外からの来園客は紫色に熟した実を摘み取りながら、旬の味覚を堪能している。
町内高丘の山城ハスカップ農園は24日に開園した。「いい時期に花がつき、昨年に比べ実のなりもいい」と順調な生育で、平日も多くの人でにぎわっている。恵庭市から家族で足を運んだ小林良子さん(62)は今季初のハスカップ狩りといい、「前に来た時は7月であまり摘めなかった。今年は良い感じで取れ、実も大きい」と笑顔で話した。
町観光協会によると、今季は11園でハスカップ狩りの客を受け入れる予定。町内の農園に関する情報は、同協会のホームページで紹介している。