苫小牧市が募集している「公園等里親制度」(苫小牧市が管理する公園や緑地などにおいて、ボランティアにより環境美化活動を行い、清潔で美しい街づくりを進める活動)に参加し、木場町の新生公園内にある花時計花壇の管理を行っています。
この活動は、2006年度から18年間継続している取り組みで、役職員の中からボランティアを募り、苫小牧市や市シルバー人材センターの方々とも連携して実施しています。
今年は、6月上旬に18人が参加して、マリーゴールドやベゴニアなど5種類8色の花苗、約1300株を植え付けました。普段、体を動かすことが少なく運動不足の身には、中腰やしゃがみ込んでの作業はとても大変ですが、花々が色鮮やかに咲き誇り、この公園を利用する方々が、少しでもリラックスできる癒やしの空間になってくれると何よりです。
これから10月下旬まで、暖かな日差しと共に現れる雑草との格闘が始まります。先日、某テレビ番組を見ていると、この花壇で一番目に付く雑草とよく似た植物が紹介されていました。その名はスベリヒユ(和名)で、繁殖力が強く農家の天敵と言われているようです。一方で、食べられる野草としても知られており、栄養豊富なスーパーフードでもあるそうです。果たして、花壇に繁殖する厄介な植物がスーパーフードなのか、それとも景観を損ねるただの雑草なのか、この機会にじっくりと観察してみようと思います。
(苫小牧信用金庫主幹アドバイザー)