白老町の社会福祉法人白老宏友会の生活介護事業所みらいえ(一間新平施設長)は26日、町川沿1の町道陣屋通沿いにジェラテリア「ミナ ピエノ」をオープンする。敷地内のファームで育てたイチゴのジェラートなどを販売する。同日は午前10時半からセレモニーを行い、午前11時開店。
店名は「笑顔いっぱい」という意味で、アイヌ語とイタリア語を組み合わせた造語。同事業所は敷地内でイチゴのハウス栽培をしており、「地域とつながる方法」としてジェラテリア建設を構想。昨年11月から今年5月までに作業棟を兼ねた店舗を新設した。
ジェラートは、イチゴのほか同会が竹浦の愛泉園で栽培するカシスを使ったものなど20種類を用意。季節に応じて入れ替える。シングル350円、ダブル400円、トリプル450円で、券売機でチケットを購入する。ソフトクリームやフロート、パフェもメニューに加える予定。
23日の内覧会では、施設や作業棟建設の関係者ら約60人にジェラートが振る舞われた。一間施設長兼店主(43)は「末永く地域と施設の懸け橋になれば」と話した。同事業所が手掛けた農作物の販売も行っていくという。
営業時間は午前10時~午後5時。日曜、祝日定休。土曜も休むことがある。