死亡乗客、運転席後方の座席か トラックドライバー関係先捜索―所属会社社長が謝罪・八雲バス事故

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  • 2023年6月20日
 北海道バス事故で、死亡したトラック運転手が所属する、日本クリーンファーム道南事業所の家宅捜索を終えた道警の捜査員=19日午後、八雲町

 渡島管内八雲町で高速バスとトラックが衝突し、5人が死亡した事故で、亡くなったバスの乗客3人が運転席すぐ後ろの前方右側の3列に座っていたとみられることが19日、道警やバス運行会社への取材で分かった。トラックが対向車線にはみ出してバスの前方と衝突したとみられ、道警が詳しく調べている。

 道警は同日夜、死亡したトラック運転手が所属する養豚会社「日本クリーンファーム」の道南事業所(八雲町)を、死亡した乗客1人に対する自動車運転処罰法違反(過失運転致死)容疑で家宅捜索。同運転手宅については20日以降、捜索するとみられる。

 運行会社「北都交通」(札幌市)によると、バスは3列シートで、函館市職員の若崎友哉さん(33)とパート従業員の高清水忍さん(57)、高橋裕美さん(55)の3人は、運転席とトイレの間に挟まれた前方窓際の3席を予約していた。道警によると、バスは興膳孝幸さん(64)が乗っていた運転席やこの3席の損傷が著しいという。

 一方、トラック運転手の梶谷誠さん(65)が所属する日本クリーンファームの吉原洋明社長が19日、同社道南事業所で取材に応じた。「当社の車が中央線を越えてバスにぶつかったと認識している」と述べ、「ご迷惑をおかけし誠に申し訳ございません」と謝罪した。

 梶谷さんに関しては「職歴も長いベテラン」だとし、5月に定年を迎え、有期雇用のアルバイト従業員として運搬業務に従事していたと明らかにした。当日は午前6時半ごろから勤務し養豚場への配送を終えた後、八雲町の施設に豚を届ける途中だったという。

 車両は梶谷さん自ら点検していた。昨年5月の健康診断や当日のアルコール検査に問題はなかったという。吉原社長は「時間外労働が多かったことはない」としつつ、「改善する所があれば再発防止を進めたい」と述べた。

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