【ロンドン時事】ビートルズの初期のメンバーだったスチュアート・サトクリフが描いたジョン・レノンの肖像画が、ネット競売に掛けられている。英BBC放送によると、レノンの親友で、ビートルズ脱退後は画家として活動したサトクリフによる唯一のレノンの肖像画とみられるという。
英競売商トラックス・オークションズによれば、肖像画は1961年か62年に、当時ビートルズがたびたび公演旅行をしていたドイツ・ハンブルクで描かれた水彩画。1万~2万ポンド(約170万~350万円)の値が付くとみられている。
レノンとサトクリフは、英リバプール・カレッジ・オブ・アートで知り合って以来の親友とされる。サトクリフはベーシストとしてビートルズに加入したが、芸術活動に専念するためデビュー前に脱退。62年に21歳で死去した。