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  • ニュース, 夕刊時評
  • 2023年6月7日

 先日、苫小牧市の新しい津波ハザードマップが郵便受けに入っていた。巨大津波から命を守る新しい指針だ。さっそく広げて自宅付近の予想される津波の高さや避難場所、避難の経路を確かめた。

 「発生頻度は低いものの、もし発生すれば大きな被害をもたらす、最大クラスの津波」とされる、日本海溝(三陸沖・日高沖)沿いの巨大地震に伴う津波を想定して作成された。市内の津波浸水区域が従来の想定の約1・3倍、1万224ヘクタールに拡大したほか、第1波の到達時間も最短で従来より9分早い40分になっている。2022年に公表された道の被害想定では市内で最大4万人が死亡、避難者数は6万2000人にも上っている。

 自宅の位置を確かめると、表示されている色は、浸水の深さ3~5メートル未満の黄色だった。「2階建ての建物が水没する深さ」だ。以前の防災ハンドブックでは2メートル未満の水色だった。すぐ近所に水色の所があるのに―と言っても始まらない。近くにある小学校の2階以上が避難所として示され、経路が示されていた。「自宅2階への籠城」も考えたが東日本大震災の津波の映像は頭を離れない。

 往年の新興住宅地も高齢化が進んで、病弱者が増えている。マップを手元に置いて精読したい。「後で」は駄目。(水)

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