役所広司さん男優賞 日本人2人目、カンヌ映画祭―坂元裕二さん、是枝作品で脚本賞

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  • 2023年5月29日
 カンヌ国際映画祭で男優賞を受賞し、スピーチする役所広司さん=27日、フランス・カンヌ(EPA時事)

 【カンヌ時事】フランスで開かれていた第76回カンヌ国際映画祭の授賞式が27日夜(日本時間28日未明)行われ、ビム・ベンダース監督の「パーフェクトデイズ」で主演した役所広司さん(67)がコンペティション部門の男優賞を受賞した。また、是枝裕和監督「怪物」の坂元裕二さん(56)は脚本賞に選ばれた。

 世界三大映画祭のカンヌで日本人が男優賞に輝くのは、是枝監督の「誰も知らない」(2004年)に出演した柳楽優弥さん以来2人目の快挙。脚本賞は「ドライブ・マイ・カー」(21年)で濱口竜介監督らが受けたのに続き、2度目となる。

 役所さんは壇上でスタッフや共演者、妻らへ感謝し、「これ(トロフィー)もらって帰ります。ありがとうございました」と笑顔で喜びを表した。

 脚本賞は是枝監督が代理で受け取った。先に帰国した坂元さんからは「『怪物』チームの一人としてうれしい。この脚本は、たった一人の孤独な人のために書きました。それが評価されて感無量です」とのメールが届いたという。

 「パーフェクトデイズ」はドイツの名匠ベンダース監督が全編、東京で撮影。渋谷の公共トイレで働く寡黙な清掃員が、淡々と繰り返す日々の中で抱える思いを描いた。日本公開は未定。

 役所さんは映画「Shall we ダンス?」など数多くの名作に出演してきた。1997年に最高賞のパルムドールを受賞した今村昌平監督の「うなぎ」でも主演している。

 坂元さんはリアリティーのある人物造形や巧みなせりふに定評があり、年のテレビドラマ「東京ラブストーリー」は社会現象に。「Mother」など社会性の強いドラマでも注目を集める。

 「怪物」は小学校で起きた少年同士のトラブルから広がる波紋を母親、教師、子ども、それぞれの視点から描いた。日本では6月2日公開予定。  パルムドールは、フランスのジュスティーヌ・トリエ監督「アナトミー・オブ・ア・フォール(英題)」に決まった。

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