白老美術協会(田中照比古会長)は28日まで「春の小品展」を白老町本町の町中央公民館のロビーで開いている。会員14人が人物、静物、風景などを描いた油彩画15点、水彩画5点、陶芸4点、日本画とコンピューターグラフィック各1点を出品した。
ポロト湖畔の湿地に咲くミズバショウを描いた白石芳子さんの油彩画「ポロト湖にて」(41センチ×27・3センチ)などが目を引く。田中会長(73)は「自分なりのスタイルを持った人たちの作品が集まった。個性や作風の違いを楽しんで」と呼び掛けている。午前10時~午後5時(最終日は午後4時まで)。
同会は1967年8月創立。小品展は通算32回目で、9月には同館で「白美展」の開催も予定している。