厚真町の厚南中学校(石崎和昌校長)は17日、宿泊研修の一環で北広島市に3月開業したプロ野球北海道日本ハムファイターズの新球場「エスコンフィールド北海道」を訪れた。ファイターズガールが案内役を務めるスタジアムツアーで、2年生13人が球場内を見学。同日行われた埼玉西武ライオンズとの試合も観戦し、新球場独特の雰囲気や魅力とともに、白熱したゲームを楽しんだ。
球場の見学では、大型ビジョンに厚南中を歓迎するメッセージが映し出されたほか、グラウンドで練習する選手たちが気さくに手を振ってくれ、生徒たちは驚きと感動で目を丸くした。観客席で球場の概要について説明を受けた後、普段は立ち入ることができないグラウンドにも足を踏み入れ、実際にベンチに座るなどして臨場感や選手の気分を味わった。
真野光さん(13)は「初めて来たが、大きいですね。こんな大きな看板に(校名が)映ってすごい」と興奮しながらカメラを回し、蹴揚満月さん(13)も「広いなと感じた。お店も多いし、野球を見に来たいと思った」と話していた。
生徒たちはこのほか、クラブラウンジやビール醸造所、コンコース内の店舗を見て回った。大谷翔平投手(エンゼルス)とダルビッシュ有投手(パドレス)の日本ハム時代の背番号にちなんで名付けられた「TOWER11(タワー・イレブン)」の説明も受けた。