菜の花は菜種油や蜂蜜の原料となり、地元の農家が作付けしている。花はここ数日の間に勢いよく咲き始め、各生産畑で鮮やかな黄色の花のじゅうたんが広がった。開花は年々早まっており、13、14の土・日曜日にも絶景を一目見ようと、道内各地から観光客らが町内を訪れたという。
開花に合わせて、27、28両日には道の駅「あびらD51(デゴイチ)ステーション」をメイン会場に「菜の花さんぽ」も開催され、散歩道の開放や幌馬車の運行、ウオーキングイベントなどを予定。町内の菜の花に関する情報は、あびら観光協会のホームページで確認できるほか、同道の駅でも紹介している。
安平町が誇る観光資源の一つ「菜の花」が咲くシーズンを迎えた。町内関係者によると、今週末にも見頃になる見通しで、初夏を告げる絶景を楽しむことができる。