むかわ町穂別富内の建設会社「山越組」は11日、地域貢献の一環として、同町大原にある防災倉庫前のアスファルト舗装の補修工事を行った。
町や同社によると、倉庫前は経年劣化によるアスファルトのひび割れやでこぼこの浮き沈みなどで10センチほどの段差ができていた。同社社員と施工業者の計29人が倉庫2棟合わせた幅20メートルほどを大型重機や転圧などで踏み固め、スロープ状にした。町の防災担当者は「倉庫ではリフトで備品を出し入れすることもあり、段差の解消は非常にありがたい」と感謝を述べた。
このほか、鵡川中央小学校前から鵡川スケートセンターの周辺の清掃活動も合わせて行い、落ちているごみなどを拾い集めた。同社の山越早苗代表取締役は「日ごろ、工事の騒音などでご迷惑をお掛けすることが多いため、町民に少しでも恩返しがしたかった。今後も継続していけたら」と話していた。