厚真町田舎まつり運営実行委員会は、今年の「あつま田舎まつり」を6月24、25の両日、表町公園を会場に開催することを決めた。新型コロナウイルス感染症対策として昨年は見送ったパレードも再開する計画で、町民が踊りながら市街地を練り歩く風物詩が4年ぶりに復活する。
新型コロナの感染症法上の位置付けが5類に引き下げられたことなどに伴い、従来通りの形に戻すことにした。パレードをはじめ、会場ではステージショーや打ち上げ花火、「あづまジンギスカン」の炭火焼きなどを楽しむことができる。24日を前夜祭とし、25日が本祭となる。
あつま田舎まつりは、初夏の訪れを告げる町内最大の伝統行事。感染拡大の影響で2020、21年は中止したが、50回目の節目となった昨年は7月末に時期を遅らせて3年ぶりに開催。出入り口を制限するなど感染症対策を講じ、2日間で計約1万5000人が来場していた。