白老町大町5の高橋信吉さん(74)宅に約600匹のカラフルなミニこいのぼりが飾られ、道行く人たちの目を楽しませている。元漁師の高橋さんが、自宅に保管している漁網の糸に長さ30~40センチのこいのぼりを取り付け、家を囲むように飾った。
「苫小牧や町内にいる孫の喜ぶ顔が見たい」と、8年ほど前から始めた。今年は3月から準備に取り掛かり、1カ月ほどで完成。「道内外の100円ショップなどで買い求め、昨年より200匹多い」と胸を張る。
青空を背に風にそよぐ光景は、海や川を群れで泳ぐ魚たちのよう。高橋さんは「今年に入って見学者も増えてきた。見る人が明るい気分になってもらえれば」と話している。今月中旬まで掲げる予定。