ペンダントから女性のDNA デニソワ洞窟で発見、約2万年前か

  • ニュース, 国内・海外
  • 2023年5月4日

 ロシア南部アルタイ山脈にある旧石器時代の遺跡「デニソワ洞窟」で、ペンダントとみられる穴の開いたシカの歯が見つかり、付着した人の細胞核DNAを採取して解読したところ、性染色体から女性と分かった。ドイツ・マックスプランク研究所などの国際研究チームが3日付の英科学誌ネイチャー電子版に発表した。女性はこのペンダントを作ったか、身に着けていた可能性が高いという。

 人やシカの細胞小器官ミトコンドリアのDNAも採取して解読し、年代がはっきりしている別のDNAとの比較から、2万5000~1万9000年前と推定した。女性は当時、ユーラシア大陸北東部にいた集団と近縁とみられる。

 遺跡から見つかる装身具や道具は当時の暮らしや文化を知る手掛かりとなるが、作ったり使ったりした人を特定するのは難しい。皮膚の細胞や血液、汗、唾液が付着していればDNAを採取できる可能性があり、研究チームは遺物を特殊な溶液に入れ、温度を徐々に上げながらDNAを取り出す方法を開発した。

 研究チームには昨年のノーベル医学生理学賞を受賞した同研究所のスバンテ・ペーボ博士も参加。ペーボ博士は2010年にデニソワ洞窟で発見した小指の骨からDNAを抽出、解読したと発表し、ネアンデルタール人に近縁の「デニソワ人」が存在したことを明らかにした。

こんな記事も読まれています

    •          苫小牧民報創刊75周年記念講演             豊丘村制施行70周年記念講演 入場無料 三國清三シェフ 「70歳からの挑戦」   講師 三國 清三 氏 日時 6月7日(土) 令和7年 開演15時

    • 2025年7月22日
  • テストフリー広告

       苫小牧民報社創刊75周年記念講演会 入場無料  【講師】アルピニスト 野口 健氏  【演題】富士山から日本を変える  ~山から学んだ環境問題~  日時・会場・申込・問合せブロック  2025年(令和7年)8月9日(土)

    • 2025年7月18日PR
    テストフリー広告
  • テストフリー広告

       <!DOCTYPE html>  <html lang=”ja”>  <head>  <meta charset=”UTF-8″

    • 2025年7月18日PR
  • TEST
    • 2025年7月15日
  • TEST
    • 2025年6月26日
ニュースカレンダー

紙面ビューアー