白老東高校(小川政博校長)の1年生54人は4月27日、学校周辺のごみ拾いをした。同校からJR白老駅までの沿道やヨコスト湿原に隣接した国道沿いなど七つの地域に分かれ、ごみを分別しながら拾い集めた。
学校に戻った生徒らは、どのような種類のごみが捨てられていたかや、どのエリアが最も多かったかを調べ、集めたごみの重さも計測した。白老駅までの道のりで活動に臨んだ荻原唯華さん(15)は「通学路の沿道に思った以上にごみが落ちていた。ポイ捨てはいけないし、ごみを増やさない努力が重要だと思う」と話していた。
同校のごみ拾いは総合的な探究の時間の一環。心ないポイ捨てなど不法投棄の実態を知り、地域の環境を守る意識の向上などを狙いに実施し、今年で2年目となる。