むかわ町は、町内の小中学生を対象に1学期(4~7月)の65日間の給食費を無償化する。新型コロナウイルスの感染拡大や物価高騰などの影響を受ける保護者の負担軽減を目的としており、町内では2022年度の3学期(1~3月)に続いての臨時措置となる。
町教育委員会によると、今回の支援の対象は町内の小学生281人、中学生148人で1学期65日分をみている。町は23年度一般会計補正予算に840万円を計上しており、このうち670万円を国の地方創生臨時交付金で補い、残りの費用を町が負担する。
給食費の無償化について、町教委の担当者は「保護者にとって直接目に見えて実感していただける支援を考えた」と説明し、2学期以降は「これから先の動向を見ながら検討していきたい」と話している。