安平町は28日、児童の自転車乗車時のヘルメット着用を促すため、町内の新小学1年生にヘルメット51個をプレゼントした。
町の担当者が学校を訪問し、転倒・衝突による頭部損傷が重症や死亡事故につながることを伝えながら、「ヘルメットは自分の命を守る大切なもの。必ずかぶってね」と呼び掛けた。
追分小学校(松尾康校長)では18人がヘルメットを受け取り、浅野双志君(6)は「自転車を買ってもらい、図書館に行く時、早く着くので普段から乗っている。乗る時にかぶりたい」と話していた。
2018年4月に道自転車条例の制定でヘルメット着用が推奨され、町は翌年から新1年生を対象に配っている。今月1日の道交法改正で、ヘルメット着用は努力義務となった。