第9回白老ジュニアチャレンジ水泳競技大会(白老水泳協会主催)が23日、白老町緑丘の町民温水プールで開かれた。白老や苫小牧、室蘭のほか日高や後志管内から小中高生10チーム147人が出場。自己ベスト更新を目指して、自由形や個人メドレーなどの各種目で力強い泳ぎを見せた。
競技は第16回日本水泳連盟公認の泳力検定会も兼ねて行われた。開会式で笹原研二会長は、コロナ禍でここ数年、満足のいく練習ができなかった子どもたちをねぎらいながら「7月の福岡で開かれる世界選手権目指して頑張って」とエールを送った。
競技では、男女や年齢区分で自由形や背泳ぎ、平泳ぎ、バタフライ、個人メドレーなどの種目が行われた。選手らは、真剣な表情でスタート台に上がり、きれいなフォームで水面に飛び込んで力泳を見せた。プールサイドでは、チームメートや家族らが見守り、施設内は熱気に包まれた。
受賞者(関係分)は以下の通り(敬称略)。
▽優秀選手賞 鷲尾欣太郎(中3、アブロス日新)、水谷くるみ(中2、同)▽努力賞 島崎逢楽(小5、アブロス沼ノ端)、大久保皇誠(同、アブロス日新)、池野聖曜(中2、ESPO白老)、伊藤千輝(同、アブロス白老)