苫小牧近郊ポイント案内

  • 釣り
  • 2023年4月27日
秋に南風が吹くとマイワシと小サバが大漁になることがある。昨年9月のキラキラ公園ではサビキ釣りの針に魚が鈴なりに掛かり釣り人は取り込みに大わらわ

  春、サクラの開花に前後して本格化するのがカレイの岸寄りと、これを狙う道央から道南の海釣り。大型連休に釣りの計画を立てている人も少なくないのでは。初心者や家族連れが気軽にさおを出せる近郊の人気釣り場をまとめた。なお釣り場ではごみの持ち帰りを励行するとともに住宅前や生活道路などでの迷惑駐車、違法駐車は慎しみたい。

 西港・キラキラ公園 投げでカレイ、ワームでアブ

 夏はマメイカ、秋はイワシ、サバ

  早朝時間帯を中心に、春から秋までカレイやアブラコを投げ釣りで狙える。足下も有望だ。北埠頭は水深が5・5~7・5メートルとそれほど深くないこともあり、カレイは中型のクロガシラ、イシガレイが中心。ワームを使ったアブラコ狙いでは、上級者が50センチ級を時折上げており、侮れない。

  夏は餌木などを使ってマメイカを狙える。秋はイワシ、小サバが両端を中心に釣れる。サビキを使った手軽なタックルで初心者が楽しめる。魚が寄っている時は海鳥が騒がしくなる。秋はタイミングが良ければ、海中でフクラギやサバに追われたイワシが水面で跳ねたり逃げまどったりする光景が見られる。昨年は40センチ超のマサバも釣れ、多くの釣り人が繰り出した。

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