安平町は、新型コロナウイルス感染症対策として、生活用品メーカーのアイリスオーヤマ(仙台市)で取り扱う空気清浄機「プラズマガードプロアイリスエディション」を町内早来、追分両地区の子ども園に設置している。
同社によると、同製品は独自の低温プラズマ技術で発生する活性イオンにより、空間のウイルスを99・9%除菌する大規模空気清浄化技術を採用。町は、これまでの感染拡大の起点に子どもが多かった経緯を踏まえ、1月中旬から試験的にはやきた子ども園(早来大町)とおいわけ子ども園(追分本町)の2カ所に2台ずつ計4台導入。検証の結果、最大99%の菌減少が確認されたとして、3月14日から本格的に導入した。
おいわけ子ども園は1階の遊戯室と2階の児童館に設置。山城義真園長は「広範囲をカバーできるので助かる。職員で消毒作業は変わらずしているが、手の行き届かないところも補ってくれる安心感はある」と話していた。