維新、大阪府市・奈良制す 北海道と大分は与党系

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  • 2023年4月10日

 第回統一地方選前半戦の9道府県知事選、6政令市長選、41道府県議選、17政令市議選は9日、投開票された。大阪府知事・市長の「ダブル選」は地域政党「大阪維新の会」の候補が非維新勢力の候補を破り当選。奈良県知事選も日本維新の会の候補が初当選を果たした。北海道と大分の知事選は与党系の候補が勝利した。

 維新は大阪ダブル選の勝利に加え、本拠地の大阪府以外で初の公認知事が誕生。全国政党化に向け足掛かりを得た。一方、自民党は与野党全面対決となった北海道と新人対決の大分で推薦した候補が当選。しかし、大阪や保守分裂となった奈良で支援した候補が維新に敗れ、組織の引き締めが課題となりそうだ。

 大阪ダブル選は、知事選で大阪維新代表の吉村洋文氏(47)が再選、市長選で元府議の横山英幸氏(41)が初当選。奈良知事選は元生駒市長の山下真氏(54)が自民県連推薦の新人と一部の自民県議が支援した現職らを抑えた。

 知事選では北海道で自民、公明両党が推薦した現職の鈴木直道氏(42)が、立憲民主党が推薦した新人らを破り再選。大分は自民と公明県本部が推薦した元大分市長の佐藤樹一郎氏(65)が初当選した。保守分裂選挙となった徳島は自民元衆院議員の後藤田正純氏(53)が自民元参院議員や自民県連推薦の現職らを下し初当選を果たした。

 神奈川、福井、鳥取、島根はいずれも与野党が支援した現職が当選した。

 大阪以外の政令市長選は、2030年冬季五輪・パラリンピック招致の是非が争点となった札幌で、招致を目指す秋元克広氏(67)が3選。静岡は元静岡県副知事の難波喬司氏(66)、浜松は元総務省課長の中野祐介氏(53)が初当選した。相模原、広島は現職が当選を決めた。

 各党は、物価高対策や子育て施策、地域活性化などを争点に論戦を展開。道府県議選は10日午前3時現在、自民が1150議席を確保し、前々回、前回に続き総定数(2260)の過半数を獲得した。

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