統一地方選前半戦として9日に投開票が行われた41道府県議選(総定数2260)で、女性当選者数は過去最多となる316人に上った。割合も14・0%で最高を更新した。
党派別の獲得議席割合は、1153議席を得た自民党が51・0%で最も高かった。1995年の統一選以降は5割を割り込んでいたが、2015年に50・5%、19年に50・9%を確保。今回も5割に達し、3回連続で過半数を占めた。
自民以外を見ると、無所属21・8%、立憲民主党8・2%、公明党7・5%、地域政党「大阪維新の会」を含めた日本維新の会5・5%、共産党3・3%、国民民主党1・4%などが並んだ。
各党の公認候補の当選率では、公明が候補者全員当選の目標を達成できなかったものの、99・4%でトップ。次いで自民が88・3%、立憲が75・2%。日本維新は大阪維新を含めると58・8%となった。