4月1日、冗談はほどほどに AI進化で見抜けず?識者警鐘

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  • 2023年3月31日
 生成AI(人工知能)で作られ、ツイッター上で拡散された虚偽の画像(一部画像処理しています)

 エープリルフールは人工知能(AI)を使ったフェイク画像に注意を。短文を入力するだけで画像や音声を作れる「生成AI」が急速に進化している。偽物と見抜かれずに拡散されたケースもあり、識者は「しゃれにならない冗談は問題になる。SNSの利用者は4月1日は全ての投稿を『話半分』で見た方が良い」と警鐘を鳴らす。

 台風15号の影響で記録的な大雨が降った昨年9月、「ドローンで撮影された静岡県の水害」と称する虚偽の画像がツイッターに投稿された。その後、投稿者は生成AIにキーワードを入れて作成したと明かしたが、一見しただけでは真偽が判断できないほど巧妙に作られていたため、瞬時に拡散された。

 ITジャーナリストの三上洋さんは「昨年末ごろから生成AIなどの質が急激に上がり、見分けがつかなくなっている」と指摘する。以前は加工や合成の跡があったが、最近は影なども違和感なく描かれ、不自然な部分は学習してすぐに直されるという。

 エープリルフールでは、ユーモアのあるうそを発信する個人や企業もあるが、内容によっては混乱を招きかねない。過去には「『1』を2回押した後、『0』を押して通話すると通信制限が解除される」という書き込みが拡散し、110番への誤通報が相次いだこともあった。

 三上さんは「AIを使えば、政治家や芸能人がとんでもない行為をする動画も簡単に作れる。冗談のつもりで投稿する人がいるかもしれないが、肖像権を侵害したり、社会の混乱を招く発言を捏造(ねつぞう)したりするのはアウトだ」と話した。

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