アイスホッケーアジアリーグの栃木日光アイスバックスはこのほど、FW兼アシスタントコーチの齋藤哲也(39)の退団を発表した。
釧路市出身の齋藤は駒大苫小牧高を卒業後の2002年、今季限りの引退を発表したレッドイーグルス北海道のFW百目木政人(39)と同時に王子製紙アイスホッケー部に入団した。11シーズンプレーした後、2013―14シーズンから栃木日光に移籍した。14年にはクラブ史上初の全日本アイスホッケー選手権大会A制覇に貢献するなど、キャリアを生かし後輩たちの育成にも力を注いできた。
齋藤はチーム広報を通じ、「自分が持っているすべてのものをこのチームに残した。これまでの人生で最高の10年でした」とコメントした。
アイスホッケーアジアリーグのひがし北海道クレインズは、苫小牧市出身のGK中島康渡(24)とFW松野佑太(27)の2022―23シーズン限りでの引退を発表した。
駒大苫小牧高から法政大を経てクレインズに入団した中島は、チーム広報を通じ「熱い熱いファンの皆さまの声援やスポンサーさまの支えをいただき、夢のような最高の2シーズンとなりました」とコメントした。
地元・釧路出身の松野は「ひがし北海道クレインズの一員として4シーズン戦えたことを誇りに思います」と談話を出した。