苫小牧のアブロス日新スイミングクラブ所属選手らが23日、苫小牧市役所を訪れ、第45回全国JOCジュニアオリンピックカップ春季水泳競技大会(25~30日、東京)に向けた意気込みを岩倉博文市長に語った。
訪れたのはアブロス日新温水プールを指定管理する都市総合開発の大江和弘事業本部長、同クラブの大江俊彰コーチをはじめ、堀葵(駒大苫小牧高1年)、鷲尾欣太郎(啓北中2年)、熊谷篤(啓明中2年)、棚澤昊土(緑陵中1年)、堀稜一郎(和光中1年)の選手5人。大江コーチは「それぞれがこれから続く大会につながるようないいレースをしてほしい」と話した。
大会は25メートルの短水路で行われるジュニア世代の全国大会。女子100メートル平泳ぎの堀葵は「自己記録を目指して前半から全力で臨みたい」。男子200メートル、400メートル個人メドレー、4×100メートルフリーリレーの3種目に参戦する鷲尾は「個人種目では決勝に進めるような好タイムを目指したい。リレーでは1番手として後ろの選手を鼓舞できる泳ぎをしたい」と話した。
フリーリレーの熊谷、棚澤、堀稜は「全員で自分のベストを1秒更新できる泳ぎができれば。みんなで気持ちをつないでいきたい」と闘志を燃やしていた。
岩倉市長は「コンディションを万全に整えて、常に自己記録を目指して頑張って」と期待を込めた。