「みんな一緒に」をキャッチフレーズに男子も女子も仲良く、学校生活が楽しいと思えるような学校づくりを目指してきた。
「時には失敗もしたが、反省を糧に次はもっとうまくやろうという思いで今まで続けてきた」と自身の歩みを振り返る。
室蘭市出身。北海道教育大学旭川校卒。苫小牧明倫中学校を振り出しに、教職人生を歩み始めた。最も長く教員を務めたのが苫小牧開成中学校で、1995年度から8年間を過ごした。苫小牧市内の他、えりも町や浦河町、豊浦町などの小中学校に勤務。市内では明徳小、錦岡小、豊川小の校長を務めた。
普段から教室の様子を小まめに見て回り、今年度は宿泊研修、修学旅行の両方に同行。日頃から児童たちと触れ合ってきた。
「豊川小の児童たちは明るくて前向き。さまざまな事に熱心に取り組み、あいさつできる子が多い。良い子どもたちに囲まれながら、この学校で教員人生を終えられることを幸せに思っている」と語った。
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3月末で退任する苫小牧市内の小中学校、高校の校長先生を紹介する。