第50回日ア連会長杯兼道ア連会長杯争奪道南地区新人アイスホッケー大会兼第52回苫小牧市教育委員会杯苫小牧市内小学新人戦大会は5日、苫小牧市新ときわスケートセンターで決勝が行われ、苫小牧WESTアイスキングが5―1でバーニングバレットを下し栄冠をつかんだ。
卒業の6年生を除いた5年生以下の選手による新人戦。4日に開幕し、苫小牧をはじめ札幌などから7チームが出場してトーナメント戦を展開、頂点を目指し白熱した試合を繰り広げた。結果は苫小牧勢が4強を占めた。
大会は日本アイスホッケー連盟、北海道アイスホッケー連盟、苫小牧市教育委員会が主催。苫小牧民報社、市スポーツ協会後援。苫小牧小学生アイスホッケー同好会連合会が協力、苫小牧アイスホッケー連盟が主管した。
▽決勝
苫小牧WESTアイスキング5―1バーニングバレット
▽得点者【苫】小柳(阿部、工藤佑)武田、工藤佑(阿部)阿部(工藤佑、村山)森本【バ】佐々木(楠木)▽GK【苫】高嶋【バ】林
苫小牧WESTアイスキングは第1ピリオドに3得点。その後もGK高嶋の好セーブで失点を抑えながら追加点を挙げて突き放した。バーニングバレットは猛攻を仕掛けてチャンスをつくるも決定力に欠けた。
▽3位決定戦
レッドスターズ10―3BLUEサンダーズ
▽準決勝
苫小牧WESTアイスキング4―1レッドスターズ
バーニングバレット6―BLUEサンダーズ
▽1回戦 苫小牧WESTアイスキング3―1北海道バーバリアンズH.C.、バーニングバレット21―1苫小牧ジェッツ、レッドスターズ12―0SAPPORO KING STARS
― 新体制「全道優勝目指す」
「全員が元気よく楽しく試合ができた結果。選手たちも自信が持てたと思う」と苫小牧WESTアイスキングの石岡監督は話した。
第1ピリオド開始早々、DF小柳のゴールで先制。勢いそのままに追加点を挙げて迎えた第2ピリオドは苦しい展開になったが、主導権は渡さなかった。
第2ピリオドのシュート数は2―15。守りの時間が続いたが、GK高嶋を中心に選手らの堅い守りで最小限の1失点に抑えた。石岡監督は「全員で守り、攻める姿勢に成長を感じた。今後も挑戦する気持ちを常に持ってさらに強いチームを目指したい」と語った。
スピードとスキルを生かしたプレーでチームを引っ張るFW阿部主将(澄川5年)は「チームとして久しぶりの優勝なのでとてもうれしい」と喜んだ。4月からは新体制になる。来シーズンの目標を「全道大会優勝を目指したい。日ごろの練習を大切にし、個々の技術を磨いてどこにも負けないチームプレーができるようにしていきたい」と強く語った。