「スラムダンク」歴代日本映画1位 観客動員更新、政治を超越―韓国

  • ニュース, 国内・海外
  • 2023年3月6日
 韓国の映画館に置かれたアニメ映画「ザ・ファースト・スラムダンク」の立て看板=3日、ソウル(時事)

 【ソウル時事】日本でも大ヒットしているアニメ映画「ザ・ファースト・スラムダンク」が5日、韓国で公開された歴代日本映画として観客動員数1位となった。日韓の政治的な摩擦を超え、大衆文化では日本の魅力が再認識されている。

 同映画は韓国で1月4日に公開され、今月4日までの観客動員数は約379万8000人。5日午前に2万人超がチケットを購入し、2017年に韓国で公開され約380万3000人を動員した「君の名は。」を超えた。

 同映画はバスケットボールのインターハイで、神奈川県の高校が強豪校と戦う1試合を描く。スピード感に満ちた内容は若い世代向きとも言え、観客には若い女性やカップルも少なくないが、人気の中心を占めるのは30~40代だ。

 スラムダンクは韓国で翻訳版が1992年に週刊漫画誌で連載され、ほぼ同時に単行本化。その後アニメビデオが発売され、98年にはテレビでも放映された。今の30~40代の男性では接したことがない人の方が少ないほどだ。

 字幕版と吹き替え版の映画を両方見る熱狂的なファンも多いといい、40代半ばの編集者の男性は「青春の記憶がよみがえった。泣きながら見たという同年代の知人も多い」と話す。30代の男性会社員も「子供の頃、みんなドラゴンボールとスラムダンクを見ていた」と語った。

 30~40代は、政治的には革新系、反日志向の人も少なくない。一方で、アニメやドラマなど日本の大衆文化の「オタク」も多いのがこの世代だ。2019年の日本による対韓輸出管理強化に反発し日本製品不買運動が起こったが、今や昔。広く存在する日本の大衆文化ファンが、最近の日韓関係改善への動きと相まって顕在化した側面もありそうだ。

こんな記事も読まれています

    •          苫小牧民報創刊75周年記念講演             豊丘村制施行70周年記念講演 入場無料 三國清三シェフ 「70歳からの挑戦」   講師 三國 清三 氏 日時 6月7日(土) 令和7年 開演15時

    • 2025年7月22日
  • テストフリー広告

       苫小牧民報社創刊75周年記念講演会 入場無料  【講師】アルピニスト 野口 健氏  【演題】富士山から日本を変える  ~山から学んだ環境問題~  日時・会場・申込・問合せブロック  2025年(令和7年)8月9日(土)

    • 2025年7月18日PR
    テストフリー広告
  • テストフリー広告

       <!DOCTYPE html>  <html lang=”ja”>  <head>  <meta charset=”UTF-8″

    • 2025年7月18日PR
  • TEST
    • 2025年7月15日
  • TEST
    • 2025年6月26日
ニュースカレンダー

紙面ビューアー