プラネタリウムでパブリックビューイング

  • アイスホッケー, スポーツ, レッドイーグルス
  • 2023年3月1日
天井を見上げながらレッドイーグルスの応援をする来場者

  アイスホッケーアジアリーグのレッドイーグルス北海道は2月25日、青森県八戸市で行われた対東北フリーブレイズ戦のパブリックビューイングを苫小牧市科学センター内のプラネタリウムで行った。第1ピリオド終了後には冬の星空を眺めたり、元王子イーグルスの監督を務めた城野正樹チーフマネジャーの解説を聞いたりしながら、チームの応援に熱がこもった。

   無料の入場チケットが発行日になくなるほどの人気を博した今回のイベントは、イーグルスの田中強チーフマネジャーの発案で企画された。生粋のプラネタリウム好きだという田中マネジャーが同センターを訪れた際、ここで何かできないか―と声を掛けたのがきっかけだった。「パブリックビューイングの場所はいろいろあっていい。施設の周知も合わせ、地域と連携を取れたら」。高坂博幸館長は「今回の来館を機に、センターにも関心を持ってくれたら」と期待した。

   当日は市内外から31人が詰め掛け、ドーム状の天井に映し出された試合中継を観戦した。得点シーンには大きな拍手も湧き、会場は一体感に包まれた。

   試合は得点王争いに絡むFW中屋敷侑史が4得点を決め、6―5で接戦を勝ち切った。

   札幌市から夫婦で駆け付けた溝田龍一さん(34)はインターバルで城野さんに選手間の役割について質問したといい、「トップリーグの監督経験者に聞ける機会は貴重。とても分かりやすく説明してもらえた」と満足げだった。

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