インフル、全国拡大顕著 流行1カ月、「注意報」目前

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  • 2023年1月30日

 インフルエンザの感染拡大が顕著になっている。全国的な流行入りから1カ月が過ぎたが、患者数は増え続け、注意報レベルに迫る。流行は3年ぶりで免疫が落ちている人も多いとされ、専門家はワクチン接種や感染対策の徹底を訴えている。

 インフルエンザはウイルスを病原体とする急性呼吸器感染症。飛沫(ひまつ)などで感染し、38度以上の発熱や頭痛といった症状が出る。新型コロナウイルス流行前は毎シーズン推計1000万~1500万人程度の患者が出ていた。

 厚生労働省は昨年12月28日、1定点医療機関当たりの患者報告数が同日までの1週間に全国平均で1人を超えたため、流行期に入ったと発表した。患者数は増え続け、今月22日までの1週間では全国で4万7366人となり、1機関当たり9・59人になった。4週間以内に大流行が起きる可能性を示す注意報の水準(同10人)に迫る。

 都道府県別では、最多は沖縄(38・77人)で警報レベルの水準(30人)を超えた。大阪(20・46人)や京都(15・31人)、兵庫(12・13人)など関西や、福岡(20・59人)や宮崎(17・59人)など九州で多かった。北陸も石川(13・69人)や福井(12・14人)で注意報レベルを超えた。

 国立感染症研究所によると、22日までの1週間に医療機関を受診した患者数は推計約28万7000人(前週比3万人増)だった。今シーズンの受診者数は約89万4000人と推計される。

 感染症に詳しい慶応大の菅谷憲夫客員教授は「過去の流行や海外の状況から判断すると、今が流行の初期段階かもしれない」と分析。流行は2月中旬以降にピークを迎える可能性があるとした上で、「今シーズンの患者数は例年の2倍くらいになる恐れもある。今からでも遅くないのでワクチン接種を受けるとともに、手洗いやマスク着用などの対策を続けてほしい」と話している。

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