手製銃製造容疑で男を追送検 安倍氏銃撃後「急ぎ材料購入」―殺傷力ある爆発物も所持・道警

  • ニュース, 国内・海外
  • 2023年1月12日

 爆弾原料の黒色火薬を所持したとして道警に逮捕された札幌市の男が、殺傷能力のある手製銃や爆発物を自宅に隠し持っていたことが11日、北海道警への取材で分かった。自作したとみられ、道警は武器等製造法違反(無許可製造)と爆発物取締罰則違反などの疑いで男を追送検した。

 容疑を認め、「安倍元首相の銃撃事件後、規制が強化されると思い、インターネット通販やホームセンターで急いで材料を購入した」という趣旨の供述をしており、道警は詳しい動機を調べる。

 道警によると、男は札幌市白石区の無職諏訪博宣被告(29)。自宅で黒色火薬約316グラムを所持したとして、2022年10月に火薬類取締法違反容疑で逮捕され、同11月に起訴された。

 この事件の捜査の中で、諏訪被告が同年4~7月ごろ、自宅で鉄パイプなどを使って口径約2センチの銃1丁を製造した疑いが浮上。押収して鑑定した結果、殺傷能力があると確認された。自宅からは05年のロンドン同時爆破テロでも使われた爆発物「HMTD」や銃に装塡(そうてん)可能な弾丸も見つかった。

 HMTDはわずかな振動や摩擦でも爆発を起こすため、保管が難しいとされる。家宅捜索時に捜査員が触ろうとして、同被告が慌てて止めに入る場面もあったという。

 銃や爆発物の製造方法はネットの動画や掲示板で調べたとみられる。調べに対し、「作っていくうちに自己顕示欲やSNSの反応などで優越感が満たされた」などと供述しているという。

 爆発物と一緒にタイマーも発見されており、組み合わせれば時限爆弾のように使うことが可能とみられる。肥料などに含有され、火薬の原料となる硝酸カリウムも押収された。

こんな記事も読まれています

    •          苫小牧民報創刊75周年記念講演             豊丘村制施行70周年記念講演 入場無料 三國清三シェフ 「70歳からの挑戦」   講師 三國 清三 氏 日時 6月7日(土) 令和7年 開演15時

    • 2025年7月22日
  • テストフリー広告

       苫小牧民報社創刊75周年記念講演会 入場無料  【講師】アルピニスト 野口 健氏  【演題】富士山から日本を変える  ~山から学んだ環境問題~  日時・会場・申込・問合せブロック  2025年(令和7年)8月9日(土)

    • 2025年7月18日PR
    テストフリー広告
  • テストフリー広告

       <!DOCTYPE html>  <html lang=”ja”>  <head>  <meta charset=”UTF-8″

    • 2025年7月18日PR
  • TEST
    • 2025年7月15日
  • TEST
    • 2025年6月26日
ニュースカレンダー

紙面ビューアー