REH、年内最終戦で白星 IH・アジアリーグ

  • アイスホッケー, スポーツ, レッドイーグルス
  • 2022年12月26日
5回戦〔イーグルス―グリッツ〕第3ピリオド4分すぎ、ゴールを決め喜ぶイーグルスの高橋(右から2人目)=24日、白鳥王子アイスアリーナ

  アイスホッケーアジアリーグ2022―23は24、25両日、白鳥王子アイスアリーナ=苫小牧市=などで4試合が行われた。レッドイーグルス北海道は横浜グリッツをホームに迎え入れ2連勝。年内最後の試合を快勝で締めくくった。

 25日

   ▽6回戦(白鳥王子アイスアリーナ)

  ひがし北海道クレインズ4―1東北フリーブレイズ

   ▽得点者【レ】高橋(入倉)中屋敷(高橋、中島)大澤(久慈、彦坂)高橋(中島、大澤)大澤(中島、高橋)入倉(山田、三田村)【横】アレックス・ラウター(鈴木、熊谷)▽GK【レ】成澤【横】黒岩、小野▽シュート数【レ】24【横】29▽反則【レ】43分【横】39分▽パワープレー得点【レ】3【横】0▽キルプレー得点【レ】1【横】0▽観客数974

   イーグルスは第1ピリオド1分すぎ、数的不利なキルプレーから好調の高橋が先制ゴール。その後もキルプレーが続くも、GK成澤を中心に堅い守備で守り通した。

   ▽8回戦(釧路アイスアリーナ)

  レッドイーグルス北海道6―1横浜グリッツ

  24日

   ▽5回戦(白鳥王子アイスアリーナ)

  レッドイーグルス北海道4―3横浜グリッツ

   ▽得点者【レ】中屋敷(中島、橋本)高橋(中屋敷、大澤)中島(中屋敷、橋本)高橋(橋本、中島)【横】鈴木(杉本)アレックス・ラウター(三浦、川村)池田(杉本、蓑島)▽GK【レ】成澤【横】小野▽シュート数【レ】34【横】26▽反則【レ】2分【横】12分▽パワープレー得点【レ】3【横】0▽キルプレー得点【レ】0【横】0▽観客数944

   第1ピリオドからチャンスで決め切れない展開が続いたイーグルス。第3ピリオドは数的有利なパワープレーから2得点も相手の猛攻から同点に持ち込まれた。延長戦ではパワープレーに持ち込み、高橋が試合を決めた。

   ▽7回戦(釧路アイスアリーナ)

  ひがし北海道クレインズ4―3東北フリーブレイズ

  ―ファンに2連勝をプレゼント

   赤黒ユニホームのサンタクロースたちがファンに2連勝をプレゼント―。グリッツの外国籍選手DFティモシー・シュープとFWアレックス・ラウターをチーム全体でマークした2連戦。菅原監督はFW入倉のラインで守備を固めたが初戦は3失点。指揮官は「24日の試合を振り返り、自分たちらしいホッケーに立ち返ろうと思った」と、前線からの守りに意識を向け、25日は最少失点に抑え込んだ。

   11日のグリッツ戦から1ライン目に起用され、3試合連続得点と期待に応えているFW高橋は、2試合で4ゴール2アシストの大活躍。「点を取るのは俺だ―という強い気持ちで試合に臨んでいる」と波に乗る。

   FW3人がけがで出場できない中、チームに勢いをもたらしたのは13年目の三田村。攻守ともにアグレッシブな姿勢でリンクを駆け回った。「チームから求められているものをプレーで最大限見せたい。残り全試合の得点に絡めたら」と意気込んだ。

  ―横浜FW岩本、「成長しなければならない」 

   横浜FW・岩本和真主将 同一の相手と2連戦すると1戦目で好勝負しても2戦目で崩れるところが今のチームの課題。全般に細かな局面のバトルで勝てていない。アジアリーグ加入3年目で成長しなければならない。僕は負傷でベンチサポートの身。プレーに復帰したならリーダーシップでチームに変化をもたらせるよう努力する。

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