道と札幌市などは14日、新型コロナウイルスの感染者を新たに7214人確認し、23人が死亡したと発表した。日別の新規感染者数は2日連続で7000人を超えたが、前週の同じ曜日を13日連続で下回った。道内の感染者は延べ115万2476人となった。
死亡したのは、道発表の居住地非公表の11人(60代男女2人、70代男性、80代男女4人、90代男女3人、100歳代女性)と札幌市の9人(60代女性、70代女性2人、80代女性3人、90代男女3人)、旭川市の2人(共に70代男性)、函館市の1人(年代・性別非公表)。道内の死者は累計で3681人となった。
道は3560人の感染を確認。管内別の感染者(医療機関所在地別)の内訳は、胆振466人のほか、石狩485人、十勝438人、空知336人、オホーツク294人、釧路166人、上川150人、渡島124人、宗谷108人、後志81人、日高54人、根室41人、留萌19人、桧山18人。この他、軽症者が自主検査で申請する陽性者登録センターは780人だった。
札幌市は2633人、函館市は471人、旭川市は430人、小樽市は120人の感染を確認した。新たなクラスター(感染者集団)は胆振管内の障害者施設や高齢者施設、医療機関など計26件発生した。
14日現在の重症は前日から4人減の13人。入院患者の病床利用数は前日から25床減って1135床となり、病床使用率は49・7%と50%を割った。