W杯宿泊施設でトラブル チェックインできず怒号も―組織委「解決済み」強調

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  • 2022年12月13日
 サッカーW杯カタール大会で、予約していたコンテナ型の宿泊施設「ファンビレッジ」にチェックインできず、立ち尽くす各国のサポーターら=11月22日、ドーハ(鈴木麻斗さん提供)(時事)

 【ドーハ時事】サッカーワールドカップ(W杯)カタール大会はベスト4が出そろい、大詰めを迎えている。一方、課題とされた宿泊施設を巡っては、予約済みの施設にチェックインできないなどのトラブルが散見された。大会組織委員会は払い戻しなどで対応し、「解決済み」と強調する。

 秋田県とほぼ同じ広さのカタール。「史上最もコンパクトな大会」とうたう一方、120万人以上の来訪者が見込まれることで、宿不足が懸念されていた。

 トラブルがあったのは、ドーハ国際空港近くに建設されたコンテナ型の宿泊施設「ファンビレッジ」。開幕を目前に控えた先月日時点で、一部は未完成だった。

 1泊995カタール・リヤル(約3万7000円)で3泊予約した東京都立川市の会社員鈴木麻斗さん(28)。同日午後2時以降に入室可能とされたが、同7時ごろに到着すると受付に人だかりができていた。スタッフから「きょうはチェックインできない」と告げられ、怒号が飛び交ったという。約3時間後、行き先不明のバスに乗せられ、競技場からのアクセスが悪い代替施設に案内された。「不安だった。『とりあえず乗れ』と言われても信用できなかった」と振り返る。

 東京都品川区の男性(31)も妻(30)と約3時間半並んだが入れず、別の宿泊施設に移動した。男性は「清掃が追い付いていないと言われた。オーバーブッキングもあると思い、移ることにした」と話す。飛行機を乗り継ぎ、半日ほどかけて到着した末の出来事で、「めちゃくちゃ疲れた」とこぼす。

 山口県周南市の自営業岡大登さん(27)は宿泊できたが、部屋の汚れが気になった。シャワーもお湯が出ず、水だけ。それでも「敷地内にスーパーや試合を見られるスペースなどがあったのは良かった」と、自分を納得させた。

 大会組織委の広報責任者は一連のトラブルを認め、「初期に発見され、解決されている」と釈明した。鈴木さんの元には謝罪のメールが届き、後日宿泊費を全額返金する旨が書かれていた。「代わりの宿があったから良かったが、洗礼を受けた」と苦笑する。

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