全員が再接種不要 新型コロナワクチンの誤接種

  • ニュース, 主要, 新型コロナ
  • 2022年12月10日

  苫小牧市が8月に新型コロナウイルスワクチンの2311人への誤接種を公表し、希望者988人に抗体検査を行った問題で、市は9日、全受検者とも再接種は不要だったと発表した。

   11月30日までに希望者全員の抗体検査を終え、987人に抗体があった。抗体陰性は1人いたが別の理由が推定されるといい、誤接種に伴う再接種は全員必要ないと判断した。

   市健康支援課は「ワクチンの有効性は損なわれていなかったが、このような事案を二度と起こさないよう、注意を徹底しながら接種を進める」としている。

   市内の1医療機関が昨年5月~今年8月、解凍後に再冷凍してはいけない米ファイザー製を再冷凍して保管していたことで、結果として2311人の誤接種となった。

過去30日間の紙面が閲覧可能です。