道と札幌市などは9日、新型コロナウイルスの感染者を新たに5858人確認し、27人が死亡したと発表した。日別の新規感染者数は4日連続で5000人を超えたが、前週の同じ曜日を8日連続で下回った。道内の感染者は延べ112万5235人となった。
死亡したのは、道発表の居住地非公表の15人(70代男女3人、80代男女3人、90代男女7人、年代・性別非公表2人)と札幌市の6人(80代男女5人、90代女性)、旭川市の3人(共に80代女性)、函館市の2人(共に年代・性別非公表)、小樽市の1人(性別非公表の70代)。道内の死者は累計で3558人となった。
道は2979人の感染を確認。管内別の感染者(医療機関所在地別)の内訳は、胆振管内365人のほか、十勝管内359人、空知管内308人、石狩管内306人、オホーツク管内224人、釧路管内154人、渡島管内137人、上川管内103人、後志管内85人、宗谷管内78人、根室管内49人、日高管内48人、桧山管内30人、留萌管内20人。この他、軽症者が自主検査で申請する陽性者登録センターは713人だった。
札幌市は2183人、旭川市は303人、函館市は297人、小樽市は96人の感染を確認した。
新たなクラスター(感染者集団)は▽胆振管内の医療機関(32人感染)▽同管内の障がい者施設(16人感染)▽同管内の高齢者施設(1)(12人感染)▽同(2)(7人感染)―など計27件発生した。
9日現在の重症は前日と同じ14人。入院患者の病床利用数は前日から27床減って1185床となり、病床使用率は51・9%に下降した。